2013/12/15

東日本ブロック指導者講習会&納会

 昨日(12/14・土)、東京の市ヶ谷カンファレンスセンターにて「平成25年度 東日本ブロック指導者講習会並びに納会」が開催されました。
代表が仕事と言うことで、私と山田監督で出席させていただきました。

まずは15:00から講習会がスタート!会場は約200名の参加者で熱気ムンムン(汗)

第一幕は「これからのボーイズリーグの指導者への期待」と題して、東京大学大学院教授の中澤公孝氏(神経科学、リハビリテーション科学、運動生理学 専門)をお招きし、講師の専門的な立場から色々な角度からお話をして頂きました。


会場は約200名で埋め尽くされました。(汗)

これからのボーイズリーグ発展のためには、指導者のスキルアップやレベルアップは不可欠であり、指導者の皆さんには色々と知ってほしいこと、学んでほしいことがあると...。
それは、「野球」は大切な日本のスポーツ文化であり、経験した多くの人たちが年齢を重ねても(ex.還暦野球)野球ができるように“運動生理学”、“スポーツ医学”、“脳神経科学”、“トレーニング科学”等の観点から説明して頂きました。
少々、私には難しい部分もありましたが、とても興味深い内容でした。

右側でマイクを持っているのが中澤氏です。

中でも興味を引いたのが、“野球のうまさ”とは一般的に「技術力×体力」と言われているが、学者や指導者の多くが考えて(思って)いるように、実際には“野球のうまさ”とは「技術力×体力×(精神力)」ではないだろうか?と。

ここで言う“”とは「ハート」のことではなく、「脳みそ」のことで、気持ちの強い弱いはハートではなく、脳がプレッシャーに反応した結果であり、個人差はあるものの、色んなことを脳に詰め込み過ぎると、プレッシャーとなり結果がでないという現象が起こりがちである。と氏は語る。

確かに最近グランドに出て思っていたことは、発展途上の子供たちに対し、「期待」と言う言葉にかこつけて、色々な指導者が、色々な大人が子供たちに意見を言うことが多いと..。
時には子供たちのことを思うからこそ言葉を伏せたり、一歩引いたり、子供の目線に落としたりすることが、我われ大人や指導者には必要なことではないだろうか?

現場の最高責任者は監督であり、監督の意思決定によりチームが成立し、そこにはサポート役のコーチ陣の存在がある。(※よって監督・コーチ陣のコミュニケーションは重要であろう。)
それ以外の周りの大人たちはグランドレベルでは技術や戦略に対しての余計な知恵やアドバイスを子供に押し付けてはならないのではないだろうか?
クラブに子供を預けた以上、クラブのスタッフを信じ、監督・コーチ陣を信じて運命を共にしていただくしかないと私は思う。が、皆さんはどうお考えでしょうか?


長坂審判委員長より説明が...。

第二幕は「審判員からみて注意事項フェアプレー、マナー等」と題し、(公財)日本少年野球連盟 東日本ブロック  長坂審判委員長より説明がありました。
後ほど、チームの審判員と連動しながら子供たちに早急に説明の場を設けたいと考えます。

そして17:30頃から松井東日本ブロック長の挨拶で納会がスタートし、各支部ごとにステージ上で挨拶と今後のアピールの場が設けられ、茨城県支部は杉山副支部長(池田支部長代行)を中心に各チームの代表、監督が抱負を語りました。
ちなみに今夏の土浦霞ヶ浦ボーイズさんの活躍のおかげで、茨城県支部は大トリに抜擢され少々皆さん緊張気味でした。(笑)

東日本ブロックの役員、そして来賓の皆さまもおっしゃってましたが、本当に一年が経つのがあっという間で既に裏では来年に向けての動きがスタートしているとか?

来年はいよいよ創部三年目の“つくば学園ボーイズ”も微力ながら、茨城県支部の活動はもちろんのこと、東日本ブロックの活動においても、少しでも貢献できるよう小島代表を中心に今後も努力していきたいと考えております。


もう少しでクリスマスですね(笑)

(公財)日本少年野球連盟 東日本ブロック関係者の皆さま、茨城県支部の皆さま、この一年大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。

 
by shige.u