2013/11/27

大会を終えて...。

 11月23日(土)・24日(日)の2日間、土浦市営球場で開催された「第44回日本少年野球春季大会茨城県支部予選会」も最高のグランドコンディションに加え、天候にも恵まれ無事に幕を閉じた。

決勝戦は我が“つくば学園ボーイズ”の一回戦の対戦相手、土浦霞ヶ浦ボーイズが波崎ボーイズとの戦いに勝利し、見事優勝を飾った。
心の底から祝福したい。選手諸君、父兄及び関係者の皆さま「おめでとうございます!」(笑)

一方で、その結果を聞いた人たち(選手たちも含む)の中には、

「もしうち(学園ボーイズ)が一回戦で勝っていれば...。」
「紙一重の戦いで惜しかった...。」
「運がなかった...。」
「勝利の女神が...。」
「ベストメンバーで臨めば...。」
「あの時にあーしてれば、こーしてれば...。」

と言う声(結果論)が聞こえてくる。

我われ指導者がもっとも耳にしたくない言葉(話)である。
確かに試合内容も重要ではあるが、勝負の世界は結果がすべて!勝ったものだけが賞賛され英雄視される。世の中それが当たり前ではないだろうか?

でも本当に勝ちたいのは...、勝ちたかったのは監督でありコーチ陣であり代表を中心としたスタッフではなかったかな...?(涙)


試合終了後、代表、監督、コーチから言われたことを覚えてるかな?


しかしながら、発展途上の我が“学園ボーイズ”の選手たちには、この敗戦の中から、くやしさの中から何かを学んでほしいと願う...。

「いま自分が何をしなくてはならないのか?」
「自分に欠けているものはいったい何なのか?」

等々、自問自答しながら、もっともっと自分を追い込み考える力を養ってほしい。それは単に野球がうまくなる為だけではなく、君たちが将来、社会にでても役に立つスキルを身につける事にもつながるはず。
当然ではあるが、われわれ指導者も今までの考え方、やり方の一部をリセットして、新たな選手育成やチーム作りを構築していく必要があると考え、敗戦当日の夜から既に論議し検討を始めている。

以前からお伝えしているように、我われスタッフ一同は、創部2年目をむかえたチームが各種大会に(そ・れ・な・り・の)結果が残せるよう、一戦一戦集中して勝ちにこだわる一方、野球を通じて将来、立派な社会人を育成することをベースに、選手個々の性格や特性を生かし、十分なフォローとハードなトレーニングを計画しながら、これからの寒い冬を効率よく効果的に過ごしたいと考えています。
まだまだ弱小チームではありますが、これからも皆さまの温かいご声援とご指導よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、大会開催に際し、茨城県支部の池田支部長を始め役員の皆さま、審判部の皆さま、各チームのスタッフの方々、そして球場担当の土浦霞ヶ浦ボーイズ関係者の皆さまに感謝するとともに、この場を借りて御礼申し上げます。


by shige.u