2014/11/02

「第39回日本少年野球関東大会茨城県支部予選」決勝戦(6/28・土)

 関東大会予選決勝戦の相手は常総ボーイズさん。。。

白地に赤のユニホームの輝きと一風変わった...?いやユニークな...?大平代表と山田監督がチームを率いる、これまた茨城県支部の強豪チーム(>_<)
 ※代表&監督、文章内に不適切な表現があったことを深くお詫び申し上げます(^-^;

我がつくば学園ボーイズも山田監督、いわゆるこの試合は"山田対決"となった。。。

(先攻)つくば学園ボーイズvs(後攻)常総ボーイズ、つくば市のさくら球場にて8時35分プレイボール!

いよいよ関東大会予選の決勝戦です(^^♪

初回、先頭の高橋がライトフライに倒れるも、その後、相手投手の不安定な立ち上がりをついて、四死球、3番古橋のヒット、ワイルドピッチなどで1点を先制する1-0(^^)

チームの盗塁王?吉沼がランナーにでました(^^♪

この試合の先発は岡島。。。

3回をほぼ完璧な形(0点)で抑え、序盤戦は優位に試合を進める。。。

先発の岡島は3回までは完璧な投球だったが...。

試合中盤の4回表、監督と大塚コーチより具体的な指示が出てこの回の攻撃がスタート!

監督・コーチの指示を真剣に聞く選手たち。。。

先頭はこの日5番セカンドで先発出場した瀬楽。。。見事に右中間に二塁打(^^♪
続く2年生鴻巣が送るも、同じく2年生萩島は三振(>_<)

ここで今までプレッシャーに感じていた父親(監督)の呪縛から解き放たれたのか?
※本人にインタビューはしておりません。。。あくまでも私の想像です(^-^;
はたまた自分なりのメンタルトレーニングで開き直れたのか?

8番山田がライトにタイムリー三塁打を放ち貴重な追加点をゲット!2-0(^^♪

~本日の豆知識①~
メンタルトレーニング」とは、心的・生理的抵抗を低減することでメンタルエネルギーを湧かせ、ポテンシャル(潜在能力)を発揮させる事を目的としたトレーニング法。
試合において勝負の行方は、いかに平常心で普段の力を発揮することができるか?が重要でメンタルが弱いと筋肉を緊張させ本来の力を出し切れずに終わってしまうことが多い(>_<)

山田選手がライトに貴重な追加点を(^^♪

グランドにいる選手も、試合に出れない選手も、スタンドで応援する選手も全員が一体となりチーム全体が俄然盛り上がりを見せる!(^^)!

ケガで出れない三年生の原田・五味両選手も一生懸命応援してます(^^)/
スタンドの応援もヒートアップ(^^♪


しかーし勝負の神様はなかなか微笑んでくれませんでした...(^-^;

4回裏、常総ボーイズの攻撃。。。
ここまで好調だった先発岡島が四球とエラーで突然崩れ、一死を取った段階で中島にリリーフ。。。

決勝戦はリリーフにまわった中島選手。。。

しかし、相手打線のタイムリーと味方のエラーにより、この回3点を奪われ逆転を許し2-3(>_<)

5回表、先頭吉沼と4番宮川のヒットに加え相手のミスもあり、2点をとって再逆転で4-3(^^♪
5回裏、相手チームの選手たちも必死。。。ヒットとエラーで1点を取り同点の4-4(^-^;

この当たりから球場内が異様な雰囲気となり、球場全体に緊張感が漂い始める。。。

6回と7回は両チームともにピッチャーが踏ん張り、試合は延長戦へ!

延長の8回裏、常総ボーイズがヒットと四球で一死満塁のサヨナラのチャンスを作るも、4回からリリーフした中島の孤軍奮闘とも言える頑張りで後続の打者を見事に抑える(^^)/

~本日の豆知識②~
孤軍奮闘(こぐんふんとう)」とは支援者もいない困難な状況の中で、一人、全力で闘うこと。
類義語・・・孤城落日(こじょうらくじつ)、孤立無援(こりつむえん)、僑軍弧進(きょうぐんこしん)

とは言え、チームの仲間も必死です!
自分が今できることを一生懸命やって、チームに貢献します(≧▽≦)

この日出場機会のなかった田中選手(外野手)も...。

延長9回は両チーム無得点。。。

10回表、先頭の2年生大崎が四球で出塁するも後続を断たれ得点ならず(>_<)

そして運命の10回裏、常総ボーイズの攻撃。。。
先頭バッターにライト前ヒットと盗塁を許し、無死二塁。。。
次打者をレフトフライに打ち取ったが、一死からまたもやエラーでランナー1・2塁(>_<)

ここで常総ボーイズの山田監督がとった作戦は意表を突くダブルスチール。。。
この作戦が見事に決まり、完全に流れが常総ボーイズにいったところで案の定、次打者がセンター前にサヨナラヒットを放ちゲームセット!4-5(>_<)

~本日の豆知識③~
意表を突く」とは、相手の予期しないことをすること。

両チームの選手とも頑張りました\(^o^)/

選手たちの動揺や動向を見据えながらの見事な采配でした。。。
「サンデーモーニング」(TBS)のご意見番である張本氏に代わり、敵ながら「あっぱれ!」を差し上げたいと思います(^-^;

スコアはご覧の通り、常総Bの優勝です!選手諸君!おめでとう(^^)

よって今回、またしても"優勝"を逃してし"準優勝"。。。

チームの監督が前政権の民主党の某代議士だったら「一番じゃなくてもいい。。。」と慰められたり、「二番じゃダメなのか?」なんて怒られたり。。。(^-^;

冗談はともかく勝負の世界はやるからには勝たなくてはダメ!
やっぱ"勝てば官軍..."なんですよね(>_<)

~本日の豆知識④~
勝てば官軍」とは、道理はともかくとして、勝った方が正義となるという意。
事の善悪によらず、強者が正義となることのたとえ。正式には「勝てば官軍負ければ賊軍」という。


表彰式の様子です(^^)


最後に他のチームと比べて...。

"何かが違う?-----何かが足りない?"

"指導者?-----選手?"

"肉体面?-----精神面?"

一体なんなんでしょうか?
いまだ私には答えがみつかりません。。。
後援会の皆さまや保護者会の皆さんのご尽力により、素晴らしい環境が整っているのに...。


しかしながら、選手権と関東大会の決勝戦を経験させてもらって、少なくとも実感したことは、"1点の重み""1点の大切さ"ではないでしょうか?

たかが1点、されど1点」なんですよね。。。

攻撃でチャンスなのに1点がとれない。。。
1点とってなおもチャンスなのに1点を追加できない。。。

それは送れない...走れない...好球を見逃す...サインを見逃す...フライをあげる...から?

守備でも1点を与えない野球ができない。。。

それは四球を与える...エラーをする...ピンチで声がでない...プレッシャーに弱い...から?


この一か月を振り返りながら、我われスタッフ・指導者は「なぜ中学生の硬式野球チーム(ボーイズリーグ)を立ち上げたのか?指導しているのか?

選手と父兄の皆さんは「なぜ部活でなく硬式野球(クラブチーム)を選んだのか?

を考えてはみませんか?

野球をするのはあくまでも子供たちですが、大人の我われに弱気な部分や迷いがあってはいけないと思うんです。。。

偉そうには言えませんが、人生の...そして彼らが社会に出た時の良き先輩となれるよう、初心に戻って我われも色々なことを多面的に考えてみませんか?(^^)/

将来を担う...愛する子供達のために。。。


from shige.u